

伝統の世界に生きる若者たちが
いま、新しい舞台を創り出す。
演者の一挙手一投足にみなぎる緊張感。その凛とした佇まい。 呼吸ひとつ、瞬きひとつで会場全体の空気がゆらぐ。 それは、一期一会を旨とする能の世界でしか味わえない感覚です。 その空気を、全身で「体感」してほしい。 宝生流二十世宗家 宝生和英、23歳。 まだ年若い彼が伝統の世界を背負い、演じる。 その姿を通して能本来の面白さに触れていただけたら、 そんな想いから「和の会」は誕生しました。 記念すべき第一回公演では、 能楽初心者の方でもわかりやすい「羽衣」などの作品を上演。 新進気鋭の能楽師たちも続々登場します。 伝統に生きる若者たちが創りだす新しい舞台。 その誕生の瞬間を是非体感してください。

| 日時 | 2009年4月24日(金) 19:00開演 |
|---|---|
| 場所 | 宝生能楽堂 東京都文京区本郷1-5-9 地図はこちら |
| 入場料金(税込) | 指定席 5,500円 自由席(一般)4,500円 自由席(学生)4,000円 |

| 連吟 「鶴亀」(つるかめ) |
高橋 憲正 |
|---|---|
| 舞囃子 「高砂」 (たかさご) |
シテ(住吉明神):和久 荘太郎 |
| 狂言 「鬼瓦」 (おにがわら) |
シテ(大名):大藏 教義 アド(太郎冠者):大藏 吉次郎 |
| 仕舞 「駒之段」・「鵜之段」 (こまのだん・うのだん) |
亀井 雄二 東川 尚史 |
| 能 「羽衣 盤渉」 (はごろも ばんしき) |
シテ(天女):宝生 和英 ワキ(白龍):大日方 寛 笛:小野寺 竜一 小鼓:住駒 充彦 大鼓:柿原 弘和 太鼓:小寺 真佐人 |

舞台は三保の松原。ある春の朝、仲間と釣りに出かけた漁師の白龍(はくりょう)は、松の枝に掛かった衣を見つけます。あまりの美しさに、衣を持ち帰ろうとする白龍。しかしそこにひとりの天女が現れます。その羽衣を返してほしい、それが無いと天に帰れないと嘆く天女に、はじめは聞き入れようとしなかった白龍も、天女の舞を見せてもらう代わりに羽衣を返すことを約束します。羽衣をまとい、天女が舞い始めたのは、天人たちが住む月宮殿の様、そして春の松原のすばらしい景色。白い砂、緑の松、紺碧の海、彼方に望む富士の山…やがて天女は富士山へと舞い上がり、霞にまぎれて消えてゆくのでした。


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