TWICEのメンバーは9人ですが日本人メンバーが3人います。
韓国グループに日本人がいることは2023年現在では珍しくありませんが、TWICE日本デビューの2017年当時は大きな話題になっていましたね。
この記事では、TWICEの日本人メンバー3人の簡単な紹介と、3人が韓国のグループになぜいるのかその理由3つをまとめました。
デビュー当時のモモ、サナ、ミナは、TWICEメンバーの精神的な大きな支えだったようです。
TWICE日本人メンバーのプロフィール
TWICEの日本人メンバー3人がどんな人物なのか、また、スカウト時の様子を簡単に紹介します!
モモ(MOMO)のプロフィール
名前:モモ(韓国語表記:모모)【本名:平井もも】
生年月日:1996年11月9日
出身地: 京都府京田辺市
身長: 162cm
血液型:A型
趣味: ダイエットの時は食べ物の写真を見ること、食べること、映画やドラマ鑑賞、ショッピング、ネイルアート
ポジション:メインダンサー
事務所:JYPエンターテインメント(2012年4月13日入社)
座右の銘:頑張れば美味しいものを食べられる
TWICEナンバーワンダンサーとの呼び声の高いモモさん。ダンススタジオに3歳から通って練習されていたようです!
中学校3年生の時に、お姉さんと一緒に撮ったダンス動画をYouTubeにアップしたところ、JYPの関係者から連絡がありオーディションを受けるように勧められたんだとか。
その後オーディションに合格し、練習生となって韓国での生活を始めました。
モモのダンスは詳しくはこちら:TWICEモモのダンス歴は3歳から!動画やダンススクール時代も紹介
サナ(SANA)のプロフィール
名前:サナ(韓国語表記:사나)【本名:湊﨑 紗夏(みなとざき さな)】
生年月日:1996年12月29日
出身地: 大阪府
身長: 164cm
血液型:B型
趣味: ボディーミスト・香水集め、食べること、ショッピング
特技:書道
ポジション:サブボーカル
事務所:JYPエンターテインメント(2012年4月13日入社)
座右の銘:いつも前だけ見て!
サナさんは歌手を目指して、小学校6年生からダンススクールに通っていたそうです。
そして中学3年生の時、友達とショッピングモールで買い物中にJYP関係者にスカウトされました。
その後オーディションに合格し練習生となっています。
令和の炎上事件についてはこちら:TWICE令和事件で炎上|サナの令和発言のインスタ投稿内容全文!
ミナ(MINA)のプロフィール
名前:ミナ(韓国語表記:미나)【本名:名井 南(みょうい みな)】
生年月日:1997年3月24日
出身地: 兵庫県(アメリカ合衆国テキサス州生まれ)
身長: 163cm
血液型:A型
趣味: ショッピング、インターネットで美味しい店を探すこと
特技:バレエ
ポジション:メインダンサー
事務所:JYPエンターテインメント(2014年1月2日入社)
座右の銘:楽しく生きよう!
元々、大のK-POPファンだったミナさん。
K-POPダンススクールでダンスを専門的に学んでいたそうです。
そしてミナさんが高校生の時にお母さんと買い物中にJYP関係者にスカウトされ、オーディションを受けることになりました。
オーディション合格後は高校を中退して、JYPに入社し練習生生活を始めます。
TWICEに日本人メンバーがいるのはなぜ?理由3つ!
日本人に親しみや興味を感じてもらうため
韓国のグループなのに日本人メンバーがいるということで、その事実だけで日本人からの注目やを集めることができます。
2023年現在では日本人メンバーを含むグループは珍しくなくなりましたが、TWICEが結成された2015年には個人を除いてありませんでした。
真新しさという面からも日本人に興味を持ってもらう狙いだったと言えます。
TWICEのように多国籍のメンバー構成にすることで、メンバー出身の国々においてプロモート活動を有利に行うこともできますね。
実際にツイッターを見ると、日本人がいるから興味を持ったという方々も多くいらっしゃました。
韓国のアイドルは言葉の壁があって個人のキャラクターを知れないから興味を持つに至れないというのが私の毎度の結論だったんだけど、TWICEちゃんは日本人メンバーが居るっていうのが何よりの入りやすさだったので、同じような男性アイドル出てきたら凄い速さで転がり落ちそうな気しかしてない今。
— あやや (@hraom) 2018年1月8日
TWICEとかIZONE見てて思うのはやっぱ今までKPOP全然興味なかった人が、日本人がいるってだけで好きになった人がめっちゃ増えたなって思う😊KPOPに韓国人以外の国の人入れたのってやっぱ大きいわ
— ♡아이♡ (@kpopbbti) November 4, 2018
K-POPが苦手な人にも受け入れてもらいやすい面もあるようですね。
世界2位の音楽市場である日本での成功のため
2003年頃、冬のソナタのヨン様が流行したことがキッカケで韓流ブームが巻き起こりました。
その後は、2010年頃に少女時代やKARAを始めとしたK-POPを中心に第2次といわれる韓流ブームが起こります。
その時は、彼女達以外にも日本進出を果たした韓国人グループはいましたが、日本人をメンバーに含むグループは1つもありませんでした。
このような韓流ブームはずっと続くことは無く、日韓関係の悪化やそれに伴う日本での反韓感情の高まりなどにより、2013年から2014年頃に終わりを迎えたと言われています。
韓流ブームが過ぎ去ってしまったことは、当時韓国の音楽市場にとって大打撃だったと言っていいでしょうね。
日本の音楽市場は世界で2番目に大きいと言われているからです。
そして、日本に進出することができれば、アジア諸国への進出も有利に進めることができますよね。
こうした背景から日本人メンバーを含めることで日本での成功を視野に入れつつ、まずは韓国内での認知度を上げることをTWICEは目指していたようです。
JPY日本法人代表のソン・ジウン(宋知恩)さんは日本人メンバー3人がいる理由について、以下のように話しています。
彼女たちは韓国でデビューした頃から日本ユーザーの反応がとても良かったんです。(中略)そういった背景もあって、日本進出が決まる以前から、日本でどのように受け入れられるかといったターゲット分析はかなり真剣に行ってきました。
TWICEが日本で多くの人に受け入れられているのは、それまでの成果が実を結んだ結果と言えるでしょう。
日本での活動の際に他国メンバーに安心感を与えるため
もし日本人メンバーがいなかったとしたら、日本で活動する際に言語面などの違いで様々な苦労があることが予想されます。
それでパフォーマンスに支障をきたす可能性は低いと思われますが、不安感はなるべく小さくしておきたいところ。
日本人メンバーがいることで、些細な言葉の不安は無くなりますよね。
実際、韓国人メンバーのナヨンは、日本でのデビュー前には日本語が全く分からないため相当不安だったそうです。
ですが、日本人メンバーいてくれたおかげで心強く感じ、デビューを心待ちにする余裕も出てきたんだとか。
また、日本語の歌詞で歌うときも自然な日本語に聞こえるように、日本人メンバーの発音をお手本にしながら練習できたと話しています。
ただ、日本人メンバー3人は関西出身なので、標準語のイントネーションと少し異なる部分もあります。
レコ―ディングの時にスタッフに指摘されたことがよくあったんだそうですよ!
他にも日本語のエピソードがあります。
TWICEが日本デビューの2017年当時、テレビ朝日の「ミュージックステーション」に出演したときのこと。
司会のタモリさんとのやり取りは日本人のモモ、サナ、ミナが中心となっておこなっていましたね。
3人は日本の音楽番組で話す内容や間合い、段取りなどを考えながら、他のメンバーをリードしつつ安心感も与えていたようです。
TWICEメンバーにとって、日本人がいることでどれほど心強かったことでしょうね。
今後、ますます活躍の場を広げていくであろうTWICEと日本人メンバー3人に注目です!